11: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/09/10(木) 04:11:17.17 ID:AgSNqDxh0
朝
Pさん、Pさん。
俺を優しく揺すり、声をかけてくる人がいる。
昨日は悶々として眠れなかったので寝不足だったけど、頑張って目を開けた。
星梨花「あ、おはようございますPさん」
目覚めると天使がいた。
P「あれ、俺しんだの?」
星梨花「だいじょうぶです。しんでません」
P「ああ、星梨花か」
星梨花「おはようございますっ」
P「おはようございます」
星梨花「よく眠れました?」
P「うーんそこそこだな」
星梨花「あっそうです。聞こうと思ってたんですけど、Pさんは昨日、お兄ちゃんって呼ぶとすごく喜んでくれました。なんてお呼びしたらいいですか」
Pさん呼びも素晴らしいがお兄ちゃんも甘美な響きだ。もちろんもっと変化球でもファンタスティックだ。
P「あえてお兄さん呼びはどうかな」
星梨花「お兄さん♪」
P「おおう。いや兄さん呼びもいいな」
星梨花「兄さん……って『お』だけでそんなに違うんですか?」
P「そりゃ違うよ」
星梨花「そういうものなんですね」
P「じゃあ趣向を変えてパパって呼んでみて」
星梨花「パパ♡」
P「将来パパと結婚したいって言ってみて」
星梨花「わたし、将来パパと結婚したいです」
P「ふふ。じゃあ、兄上さまで」
星梨花「兄上さま」
そのあとも兄者とかアナタ、とかご主人さまとか色々試したが、結局お兄さん呼びに落ち着いたのだった。
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