3: ◆PknhD1Oqxw[saga]
2020/09/10(木) 00:41:23.12 ID:dDCR230O0
劇場の事務室には、私、北沢志保とプロデューサーさんの二人きり。
自己レッスンのために無理を言って残らせてもらったので、時刻はすでに21時を回っており、
私たち以外は誰もいない。静寂の中、時計の針の音だけが部屋に響く。
「志保、からかうのはやめてくれ」
「冗談でも、噓でもないです」
「……そうか」
私の発言を聞いて、プロデューサーさんの顔が真剣なものへと変わった。
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