64:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/10(木) 01:52:36.26 ID:EGkFzpej0
>>63の修正
「なぜ、真っ向からのぶつかり合いで我が魔法が弾かれる! 半人前の魔法使いごときの魔法に!」
攻撃が防がれ続けることに初めて魔王が焦りを見せる。
だれにも負けないおまじない。それは一族の使命を自覚するより先に私が目指した私だけの魔法。
たとえ魔王の攻撃だって簡単に破らせてやるものか!
一度で大半の魔力を消費するうえに攻撃力は一切ない魔法ゆえにさっきまでは使えなかった。
だけど今の私は一人じゃない!
次の一撃のために必死に残った魔力をかき集める。
「本気なんて、わたしらしくないかもしれないけど……可奈と一緒なら世界だって守れるんだから!」
「―We proud of us― ぶちこみなさい!」
魔法に特性を付与する詠唱を一節唱える。
「―We are arriving at the world―」
翼もまた準備が終わる。
「【Believe my change!】 いっけえええええええ!」「くらいなさい!」
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