羽川翼「それが……我が主人のお望みとあらば」阿良々木暦「決まりだな」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/08(火) 22:51:32.43 ID:lUuaoiGOO
「さあ、キスショット。羽川に謝るんだ」
「嫌じゃ! 儂は絶対に謝らんぞ!」

しばらくして阿良々木くんがハートアンダーブレードさんを引き連れて戻ってきた。何やら揉めている。
謝罪を強要する阿良々木くんとそれを頑なに拒むキスショットさんはまるで兄妹みたいだ。
とはいえ、あまり背が高いとは言えない阿良々木くんよりもハートアンダーブレードさんはずっと背が高く、そんな2人のやり取りは違和感しかない。

「あの、阿良々木くん」
「ちょっと待ってろ、羽川。今から僕がこの手癖の悪い吸血鬼を調教して更生させるから」
「嫌ったら嫌なのじゃ!」
「尻を出して歯ァ食いしばれキスショット!」
「ストップ! ストーップ、阿良々木くん!」

このままでは目の前で金髪美女のお尻ペンペンを見せつけられることになると察した私は、今にもお尻目掛けて振り下ろしそうな阿良々木くんの腕を掴んで、必死に宥めた。

「止めないでくれ、羽川! 僕は何がなんでもこの見目麗しい生尻をぶっ叩きたいんだ!!」
「そうじゃ止めてくれるな、従僕の従僕よ!」
「ハートアンダーブレードさんまで何言ってるんですか!? とにかく、早くお尻を仕舞ってください!!」

完全に悪ノリしている主人の主人にまた失礼な物言いをしてしまったが、今回は自らに非があると自覚しているようで、お咎めはなかった。


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