【ミリマス】琴葉は過度なスキンシップ行為を訴えたい!
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42: ◆Xz5sQ/W/66[sagesaga]
2020/09/07(月) 22:32:43.17 ID:V525dxyZ0

「きゃっ!?」


琴葉が驚いた声を上げて両腕を俺の首に回す。

一瞬だから許して欲しいと心の中で唱えながら、彼女を床へと降ろした後で、俺はまた上に乗られちゃ堪らんと座ってた椅子から立ち上がった。


「さぁ、悪いけどテストはここまでだ」

「プ、プロデューサー」

「琴葉、俺は君の担当として、また一人の分別ある大人としても、これ以上のスキンシップチェックが必要無いと判断する!」


まぁ、多少なりと強引だったけれど、これ以上続けるのはマジのマジで危ない。

俺達は北風と太陽だ。

古来より頑ななハートを熱いパッションがほだしてしまうように、鋼のタフな自制心も、蕩けるボディの温もりを前にいつか必ず溶かされてしまう。


「……やっぱり、プロデューサーを信じてよかった」


琴葉が、おずおずと首に回していた腕を外し、次いで真っ赤な顔をほぐすように、躊躇いがちな微笑みを浮かべたんだ。

それは、自分の取った行動に、一つも後悔してないと暗に言ってるようで。


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