【ミリマス】琴葉は過度なスキンシップ行為を訴えたい!
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◆Xz5sQ/W/66
[sagesaga]
2020/09/07(月) 21:32:57.38 ID:V525dxyZ0
「そりゃあそんな顔にもならいでか! 静香の言う頼りにならない、不甲斐ないダメプロデューサーとしましてはね、
現状使える手札の中で精一杯プロデュースを頑張らさせて貰いますよォ。――っとすると、手始めにこの飛び入りの仕事を任せちゃるか?」
以下略
AAS
16
:
◆Xz5sQ/W/66
[sagesaga]
2020/09/07(月) 21:35:11.37 ID:V525dxyZ0
「あれ? だけどホントにお仕事増やせるんだ。桃子、お兄ちゃんがさっき言ってたのって、ただの冗談だって思ったのに」
「ん? ん〜……その辺は最近色々あったからなぁ」
以下略
AAS
17
:
◆Xz5sQ/W/66
[sagesaga]
2020/09/07(月) 21:37:06.08 ID:V525dxyZ0
「う、ん。……知ってる。プロデューサーと付き合ってた人だよね」
「そうだ。片方がアイドルだったから、社内恋愛がスキャンダルにまでなっちゃったあの二人だ。
……ただ、本人たちには悪いけれど、例の一件によって仕事の枠が空いた事実は動かせない。
以下略
AAS
18
:
◆Xz5sQ/W/66
[sagesaga]
2020/09/07(月) 21:40:00.66 ID:V525dxyZ0
「なら、そういう事を言うなよ。……大体、何時も自分で皆に言ってるじゃないか。芸能界は厳しい所――」
「やる気がないなら他所に行け! でしょ? ……だけど、厳しさと気持ちの割り切り方は別」
以下略
AAS
19
:
◆Xz5sQ/W/66
[sagesaga]
2020/09/07(月) 21:42:41.21 ID:V525dxyZ0
「一応、伝えておくんだけど……。もしも、もしもね? 桃子がおんなじ事をするんだったら、
その時は、恋も仕事も、両方取っても文句を言わせないようなアイドルになるよ」
「桃子……!」
以下略
AAS
20
:
◆Xz5sQ/W/66
[sagesaga]
2020/09/07(月) 21:45:51.27 ID:V525dxyZ0
「ん、もぉ……。お兄ちゃんは、すぐそうやって子ども扱いする」
なんて、桃子も口では言うんだけど、褒められて満更でもない様子を見せる。
以下略
AAS
21
:
◆Xz5sQ/W/66
[sagesaga]
2020/09/07(月) 21:46:54.62 ID:V525dxyZ0
「とはいえ……。桃子がトップアイドルになって、俺がトッププロデューサーになって。
じゃあ、桃子の恋の相手ってのは一体誰になるんだろうなぁ」
以下略
AAS
22
:
◆Xz5sQ/W/66
[sagesaga]
2020/09/07(月) 21:47:44.96 ID:V525dxyZ0
「暴力に、訴えるなんて……!」
「知ーらない。桃子はただ、座り直そうとしただけだよ」
以下略
AAS
23
:
◆Xz5sQ/W/66
[sagesaga]
2020/09/07(月) 21:49:04.50 ID:V525dxyZ0
突然、発声もクッキリとした「おはようございます」が事務室中に響き渡った。
一体誰が来たんだろうと、俺と桃子が一緒になって声のした方へと視線をやれば、そこには立ち姿の綺麗な少女が堅苦しい雰囲気で佇んでいて。
以下略
AAS
24
:
◆Xz5sQ/W/66
[sagesaga]
2020/09/07(月) 21:52:50.03 ID:V525dxyZ0
「二人きり、だったんですね」
尋ねる彼女は笑顔だけど、声の調子は妙に重くて少し震えている。
以下略
AAS
25
:
◆Xz5sQ/W/66
[sagesaga]
2020/09/07(月) 21:54:19.52 ID:V525dxyZ0
「ねぇ、琴葉さん一体どうしちゃったの?」なんて、この空気に堪えられなくなってしまったのか、
桃子がこそこそ耳打ちするけれど、説明して貰いたいのは俺だって同じだって。
以下略
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