北条加蓮「藍子と」高森藍子「ただいまと言えるカフェで」
1- 20
30:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/04(金) 20:39:34.93 ID:ljmCljxw0
藍子「帰ってくる場所があるから、私は色んな場所にも歩いて行けるんです。知らない場所も、ちょっぴり遠い場所も。ときどき……知らない道を前にして、恐いなって思った時も――お帰りなさいって言ってくれる人や場所を思い浮かべれば、きっと一歩を踏み出せますよね」

藍子「……加蓮ちゃん」

加蓮「ん」

藍子「ありがとう。お帰りなさいって、言ってくれて」

加蓮「どういたしまして。……でも、歩いていけるのは間違えなく藍子の力だよ。だからもっと前を、ううん、上を向きなさい?」

藍子「はいっ!」

加蓮「ま、歩いていく先で待ってるのも私なんだけどー」

藍子「……あはっ。本当! 進む先にも、帰ってくる元にも、加蓮ちゃんがいてくれるんだっ」

加蓮「そんなに嬉しいって顔をされると、なんか茶化す気も薄れちゃうんだけど……。もう。藍子、私のことが好きすぎっ」

藍子「だって、大好きですから♪」

加蓮「あーもー。鬱陶しいなー。迷子になったらげらげら笑ってやるっ」

藍子「笑ってもいいですけれど、その後にはちゃんと、帰り道を教えてくださいね?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
32Res/27.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice