北条加蓮「藍子と」高森藍子「ただいまと言えるカフェで」
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26:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/04(金) 20:37:36.32 ID:ljmCljxw0
加蓮「遠くへ遠くへ旅を続ける誰かさんの背中、押してあげられたかな」

藍子「……?」

加蓮「……そこでぽかーんとされるとなんか滑ったみたいになるんだけど!?」

藍子「ご、ごめんなさい。そこまでは考えていなかったから……。それは……それって、私のことで……いいの?」

加蓮「他に誰がいるのよ。そこでなんで目を逸らすの。ったく」

藍子「ごめんなさい。……そうですよね。私のこと……。そっか。加蓮ちゃん、私のことも思ってくれて――」

加蓮「私がって言うより、店員さんがってことじゃないのかな。常連さんへの応援を、メニューに込めてもおかしくはないでしょ?」

藍子「え……?」

加蓮「店員さんから、旅を続ける大切なお客様へ。それがどんな遠くにあるものでも、あなたは手を伸ばして触ることができます……っていうのは、どう?」

藍子「……」ジッ

加蓮「ふふっ。今日はこんなのばっかりだね。秋はまだ遠いのにね……」


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