北条加蓮「藍子と」高森藍子「ただいまと言えるカフェで」
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24:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/04(金) 20:36:35.16 ID:ljmCljxw0
加蓮「美味し……。ちょっと舌に残る感じの甘みがあって……なのに、すごくすかっとしてる」

藍子「レモンか、ミントを入れているのかもしれませんね」

加蓮「でも真っ赤な色なんだよね。……あ、でも、こうして見ると少し透き通ってるみたい」スッ

加蓮「ほら、藍子の顔もちょっとだけ見えるよ」

藍子「こっちからも、加蓮ちゃんの顔が見えますよ。ジュース越しに見ると、加蓮ちゃんが真っ赤に燃え盛っているみたいで……でも優しい表情。ふふっ。彩られているのに、加蓮ちゃんそのものみたい」

加蓮「急に何。っていうか、私を見てるんだからそりゃ私そのものでしょ」

藍子「そうなのかな?」

加蓮「こうしてると、なんだかまるで、紅葉の隙間から遠くの景色が見えるみたい――あ、もしかして!」

藍子「正解です♪ はい、加蓮ちゃん。メニューの、ここに書いてあります。ほらっ」

加蓮「"紅葉を飲み干す"……へー、これでメニューの名前になってるんだ」

加蓮「紅葉を飲み干す……」チラ

加蓮「ふふっ。気取ってるんだー」


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