チノ「ココアさんがいなくなったら………」
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13:名無しNIPPER
2020/09/03(木) 12:50:42.15 ID:WIVLxXDHo
チノ「………なにやってるんですか……ふたりで…」

チノ父「チノ……!」

ティッピー「チノ……」

チノの見た目は痛々しかった
目は虚ろで気怠そうにしていて、隈ができていて今にも死んでしまいそうなほどに

チノ「どいでください………… 

チノ父「チノ…、もうココアくんは居ないんだ」

チノ「…………るさぃ………………」

チノ父「ココアくんはもうあるべき所に戻ったんだ、いい加減チノ、お前も大人になれ」

チノ「うるさい……!!!!!!!」

チノ父「…………」

ティッピー(ち、チノ………)

チノ「貴方に何がわかるっていうんですか……私は………私はココアさんがいたから…ここまでやってこれたんです…貴方は…私に何もしてくれなかった……子供の頃からずっと私は一人だった…貴方はずっと仕事ばっかで私に構いすらしなかった…そんな孤独の中、ココアさんが現れ私を救ってくれた………………お母さんが出ていった理由何となくわかります………貴方に愛想つかして出ていったんでしょうね…」

チノ父「いい加減にしなさい!」

ティッピー「や、やめろ!」

チノ「…………」ドガッ!!

チノ父「ぐっ………」ダラー…

ティッピー「お、おい!大丈夫か?!」

チノ父「ぐ…ぁああ……」

ティッピー「まずいな…血が出すぎている救急車を…」

チノ「…………ふ…」


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