【ラブレコ】〜第1章〜穂乃果「待っててね、雪穂。お姉ちゃんが見つけるから」
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◆wU90jn4ibk
2020/09/01(火) 08:53:53.42 ID:oDG5Ig1P0
第一話「妹の修学旅行」
――7月某日、夏休み――
穂乃果「雪穂さ、明日から修学旅行って言ってたけど、どこに行くの?」
雪穂「言ってなかったっけ?隣の神奈川県にある神浜市だよ」
穂乃果「穂乃果も行った事ないからよく知らないけど、うちの生徒の間でも結構話題になってて」
穂乃果「一度は行ってみたいって思ってるよ」
雪穂「まあ調べた所、電車ならそんな遠くないみたいだから、たまの休みに行ってみたら?」
雪穂「そろそろ私明日の準備して寝るから、お姉ちゃんも部活に遅れないようにね」
穂乃果「うん、おやすみ」
――翌日――
必要な荷物を揃えた所で適当に朝食を済ませて朝早くから出発
雪穂「それじゃあ、いつもより早いけど、行ってきます!」
穂乃果の母「行ってらっしゃい、気を付けてね」
穂乃果「♪おみやげよろしく〜」
そっちは部活で大変なはずなのに、相変わらずお姉ちゃんときたらのんきでいいな
中学校の校庭に集合して7時半にバスが来て出発予定
人生で一度も神浜なんて行った事ないからどんな街かも知らない
幸い亜里沙とは同じクラス、班も一緒で助かった
――バスの中――
雪穂「亜里沙って確か小学校の頃、神浜住んでたんだっけ」
亜里沙「うん、でもお父さんもお母さんも死んじゃったから「つつじの家」っていう施設で暮らしてたんだよ」
雪穂「それじゃあ神浜でおすすめのスポットとかも知ってるの?」
亜里沙「一応ロシアから日本に来て6年間住んでたからその辺の街並みは詳しいよ」
雪穂「それじゃあ街案内よろしくね」
―――修学旅行1日目―――
うちらの班は先生が同伴してないけど
自由にスケジュール立てて好きなように歩きまわれるから都合がいい
――目的地その1――
『参京区』
・水徳商店街で買い物
雪穂「商店街って言っても特に観光するものなくない?」
同じ班の生徒A「確かに、食べたりお土産買うぐらいでしょ」
同じ班の生徒B「観光よりも先にお土産買うとか順序おかしくない?」
亜里沙「参京区なんてこんなもんだよ」
同じ班の生徒C「しょうがないね、次行きましょう」
雪穂「適当に何か立ち食いする?」
生徒A「おっ!あんな所に屋台があるよ」
生徒C「なになに?幻の水が無料で飲めるって!?」
雪穂「何それ?面白そうじゃん!行ってみようよ」
最近この街で話題の「フクロウ印の給水屋」という名前で自転車で移動販売しているらしく
参京名物と言われている「フクロウ幸運水(通称ミザリーウォーター)」という透明な瓶に入った綺麗な水で
私たちの班はメンバー全員でその幻の水を飲んだ
亜里沙「ハラショー!こんなおいしい水、昔の神浜にはなかったよ」
雪穂「うちの水道水より数百倍うまいよ!」
生徒B「いろ○すとか桃の天○水とは別格だね」
生徒A「ただで飲むのがもったいないぐらいだよ」
生徒C「こうなったら、おかわりください!」
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