【ラブレコ】〜第1章〜穂乃果「待っててね、雪穂。お姉ちゃんが見つけるから」
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37: ◆wU90jn4ibk
2020/09/01(火) 09:42:08.08 ID:oDG5Ig1P0
黒羽根D「悪い事は言わない、命が惜しければウワサから手を退け」

やちよ「今までウワサを撲滅された腹いせかしら?」

いろは「だから先ほどのミザリーウォーターのウワサも、これ以上消されるのはあなたたちにとって不都合であると」

黒羽根A「その通り」

穂乃果「悪いけど、今回に限ってはさすがに黙って見過ごせないよ」

黒羽根C「何故だ?」

鶴乃「この子の妹が行方不明になってるんだよ」

鶴乃「それもあんたたちが仕組んだ呪いの水のせいで」

いろは「根拠はないけど、うちの妹にもその可能性があります」

穂乃果「あなたたちが働いてきた事は人間としても魔法少女としても失格だよ!」

黒羽根B「そこの二人、神浜の魔法少女じゃないな」

黒羽根D「他の地域で恵まれた環境で育ってきたんだろう?」

黒羽根C「通りでよくそんな綺麗事が言えたもんだな」

黒羽根D「しかしこの街は他の地域の常識とは正反対だ」

黒羽根A「いい事教えてやる」

黒羽根B「ミザリーウォーターのウワサを探しているようだが」

黒羽根C「こんな所に本拠地なんてない、貴様らは先ほどから勘違いしている」

鶴乃「じゃあ私たちが追いかけてたのはウワサの出張所みたいなものだったんだね」

黒羽根A「ご名答」

やちよ「それで大元のウワサはどこにあるのか教えなさい」

黒羽根D「そう言われて答えるわけないだろ」

黒羽根B「これでも上の者から口止めされている」

黒羽根A「まあ条件次第で教えてやってもいいだろう」

黒羽根D「我々の味方に付いてくれるなら考えてやろう」

黒羽根B「ただしここでは言えない、場所を変えて教えてやろう」

やちよ「申し訳ないわね、素性の分からない連中の片棒を担げるほど性根は腐ってないから」

黒羽根C「いっその事、うちらの仲間に入れば魔法少女同士、無駄な争いを避けられる」

黒羽根D「我々の目的は魔法少女の解放、ただそれだけだ」

穂乃果「なるほど…いろいろひどい事言っちゃってごめんね」

黒羽根B「気にするな、最初は誰でもそう思うのが普通だ」

やちよ「ちょっと高坂さん、あなた何言ってるの?」

鶴乃「そうだよ、情に流されちゃダメだよ!」

穂乃果「でも私、他の魔法少女と戦いたくない」

穂乃果「この人たちもきっとどこかで挫折したから堕落して今の立場になったんだと思うんだ」

やちよ「そんなの無駄な同情よ」

いろは「そうだよ、妹さんを誘拐されて、見えない所に囚われて」

いろは「私たちは既に不幸な目にあっているんだよ!」

――一方、絵里たちは――

絵里「初めて聞いたけど、これが噂に聞いてたウワサっていう妖怪なのね」

フェリシア「不幸が云々言ってたけど、今以上に不幸な事があってたまるかよ」

絵里「ていうかあの子たち、何か揉めてない?」

フェリシア「ん?そういえば何か黒いコートきた連中に言いがかり付けられてるみてえだな」

絵里「ちょっと私止めてくるわ」


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