二年目の留年
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1:名無しNIPPER
2020/08/28(金) 02:00:01.60 ID:0IKE8RKu0
「はーあ、嫌になっちゃうよなあマジで。」

駅のホームを歩きながらそうつぶやいた。

最寄り駅は改札が一カ所にしかなく、それはホームの端にある。

だから下手に後方車両に乗ってしまうと長々とホームを歩く羽目になる。

「ついてないよマジで。こっから改札行って出たらまた逆方向に歩いて、マジで時間のロスだもんなあ」

一人でそんな事を言いながら歩く。

周りには人がいたが特に気には留めない。

いや、寧ろ聞いて欲しかったのかもしれない。

誰かに「トホホ」って感じで苦労している俺を見て貰いたかったのだろう。

「トホホ」

なんて自分で言ってみるが、違和感を感じた。

「現実は漫画じゃないのよ」

なんて知り合いに最近言われたりしたが、トホホって言葉は漫画の中だけなのかな。

そんな事をしている内に改札に着いた。

改札を抜け外に出ると、何やら珍しいものを見かけた。

古いビルの一階に「語学カフェ」と暖簾が出ていて、その前でおばさんがチラシを配っていた。

(あれ?ここって前まで何だったっけ。古着とか売ったりしていたんじゃ)

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2:名無しNIPPER
2020/08/28(金) 02:12:20.79 ID:0IKE8RKu0
〇語学カフェ

「あら、どーも。良ければどうぞ、これ」

そう言ってそのおばさんからチラシを渡された。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage]
2020/08/28(金) 07:36:35.17 ID:acjDXCT2o
見てるよ


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