乃々「なぜが凛さんと机の下にいるんですけど…」
↓ 1- 覧 板 20
9: ◆/tUFF3I3JY[sage]
2020/08/27(木) 22:37:13.95 ID:vN/BYrR00
凛「わからなくなったの…どうして、今まで走り続けてこられたのか…」
凛「乃々だけじゃない、皆の成長、というよりは苦難を乗り越えた姿っていうのかな…その景色を見てきて」
凛「じゃあ自分はどう乗り越えてきたのかって…」
10: ◆/tUFF3I3JY[sage]
2020/08/27(木) 22:39:52.26 ID:vN/BYrR00
凛「皆が一人で立つ姿を見て…今まで、当たり前に立っていた舞台に一人でどう立っていたのか分からなくなったの…」
乃々「凛さん…」
乃々(どうすれば、今の凛さんに私は何を…)
11: ◆/tUFF3I3JY
2020/08/27(木) 22:42:03.59 ID:vN/BYrR00
乃々「本当に、本当に凛さんは自分が弱いと…そう思っているのですか…!」
凛「の、乃々?」
乃々「凛さんはこんな何もできない私に…何度も、何度も駄目になりそうな私に声をかけてくれて、踊りや歌を教えてくれて…」
12: ◆/tUFF3I3JY[sage]
2020/08/27(木) 22:44:31.34 ID:vN/BYrR00
凛「で、でも、このままじゃ」
乃々(今、私が伝えられること、それは…)
乃々「…凛さん、無理に変わろうとしなくても、失敗しても大丈夫ですよ…」
13: ◆/tUFF3I3JY[sage]
2020/08/27(木) 22:46:39.19 ID:vN/BYrR00
乃々「もし、もしも凛さんが失敗しても…卯月さん、未央さん、奈緒さん、加蓮さん、Pさんが、皆が、助けに来てくれます」
乃々「それに…」
凛「それに…?」
14: ◆/tUFF3I3JY[sage]
2020/08/27(木) 22:48:42.42 ID:vN/BYrR00
凛「…今までずっと走り続けてきた…辛くても、悔しくても」
乃々「楽しかったから、ですよね…?」
凛「いいの…?今の私がステージに立ったらかっこ悪くて、踊れなくて失敗するかもしれない。」
15: ◆/tUFF3I3JY[sage]
2020/08/27(木) 22:50:21.69 ID:vN/BYrR00
乃々「凛さん、こんな華奢でちんちくりんな体ですが、好きに使ってもらって大丈夫です…受け止めてみせます…」
凛「あぁ…ありが、とう。」
乃々(それから、凛さんはしばらくの間今までの不安、つらい気持ち、皆への感謝の言葉を吐き出し続けながら、泣き続けた。私はそれを受け止めていた。)
16: ◆/tUFF3I3JY[sage]
2020/08/27(木) 22:51:37.68 ID:vN/BYrR00
乃々(ただ、確かなことは)
乃々(私の想いを伝えられたこと)
乃々(それが凛さんの明るい未来につながってくれることを祈ります…)
17: ◆/tUFF3I3JY[sage]
2020/08/27(木) 22:53:15.12 ID:vN/BYrR00
後日
乃々(奈緒さんから借りた漫画は面白いですね…)
ガチャ
18: ◆/tUFF3I3JY[sage]
2020/08/27(木) 22:57:19.78 ID:vN/BYrR00
卯月「でも、元気そうでよかったです。最近は思いつめたように見えていましたから…」
加蓮「そうそう、でも今日はすっきりしてて、いつもの凛だったね」
乃々(凛さん、元気そうでよかった)
19: ◆/tUFF3I3JY[sage]
2020/08/27(木) 22:58:47.96 ID:vN/BYrR00
加蓮「あれー?いいの凛?奈緒に乃々取られちゃうよ?」
未央「おやおやー?これは面白いことになってきましたなぁ?」
乃々「えぇ…と…」アタフタ
27Res/12.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20