勇者「この物語の結末は、ここにいるみんなが見たいんだ」
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15
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◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/23(日) 23:55:59.82 ID:OZ3j0KHT0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
男「どうよ?」
友「……まあ、うん」
以下略
AAS
16
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/23(日) 23:59:38.96 ID:OZ3j0KHT0
友「小技ってのは伏線やフラグだよ」
男「伏線? フラグ?」
友「伏線ってのは、何気ない会話の中に結末に繋がるストーリーを織り交ぜる技だな」
以下略
AAS
17
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/24(月) 00:35:49.61 ID:w+Pk63gs0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
戦士「いやあ、昼間は何とか洞窟のアンデッドを討伐できて良かったな」
魔法使い「勇者君が、街の人の話を聞いて『洞窟に魔物退治に行く』と言い出したときはどうなるかと思ったわ」クスクス
以下略
AAS
18
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/24(月) 00:37:35.83 ID:w+Pk63gs0
魔法使い「浄化というのは魂を天に還すこと。魂に寄り添って魂を理解しようとしないと難しいんじゃないかし……」
僧侶「あんたになんか話してない!」
勇者「ちょっ……! 僧侶ちゃん、魔法使い姉さんも仲間として話をしているんだからさ」
以下略
AAS
19
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/24(月) 00:40:08.34 ID:w+Pk63gs0
勇者「隣国って……数年前に体制が変わったあの国のこと?」
戦士「今は王制ではなくなったと聞いているが……」
僧侶「この魔法使いは、隣国の王国魔道師団を率いる身でありながら、その王宮に総攻撃を仕掛け、王制を潰したのです!」
以下略
AAS
20
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/24(月) 00:41:25.19 ID:w+Pk63gs0
僧侶「だからって、爆発魔法を使う必要があるんですか? さっき言ってたじゃないですか、魔王城では爆発魔法を使えないって。おかしいですよね?」
魔法使い「……経験からしか学べないことだってあるのよ」
僧侶「そんなのは言い訳です!」
以下略
AAS
21
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/24(月) 01:02:49.47 ID:w+Pk63gs0
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男「フラグとか伏線とか、こんな感じでいいのか?」
友「あ、ああ。確かに伏線は回収してるしフラグも立ってるっぽいけどな」
以下略
AAS
22
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/24(月) 01:05:11.46 ID:w+Pk63gs0
男「何か方法はないかな。教えてくれよ。たのむよ」
友「まあ、ミスリードというのもあるにはある」
男「ミス、リード?」
以下略
AAS
23
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/24(月) 01:08:34.51 ID:w+Pk63gs0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
側近「魔王城の玉座の手前まで到達した人間たちはあなた方が初めてです」
側近「ここまで来たことには敬意を表しましょう」
以下略
AAS
24
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/24(月) 01:11:58.34 ID:w+Pk63gs0
戦士「兄弟……!」
僧侶「え、戦士さんの兄弟って……」
側近「ええ、我らの手によって息絶えました」
以下略
AAS
25
:
◆B6Um3JY876
[saga]
2020/08/24(月) 01:14:18.47 ID:w+Pk63gs0
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友「おいおいおい!」
男「何だよ、重厚な戦闘シーンが始まったところだというのに」
以下略
AAS
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