129: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/09/15(火) 01:26:15.26 ID:4ZD4psty0
ボキンッ
少女「あ゙がっ…」
――痛いこと。
ゴポ..ゴポ..
少女「……、っ……」
――苦しいこと。
少女「いやっ…!触りたくない…!」
――汚いこと。
少女「ひ…!あ……」
――気持ち悪いこと。
もう何も考えたくなかった。
私に向けられる狂った視線も、見ず知らずの他人を信じた自分の馬鹿さも、生まれた意味も何もかも。
ただ唯一気がかりだったのは友ちゃんのこと。連れて来られた日以来会ってなかったから。もしかしたらあいつらの隙を見て友ちゃんと逃げ出せるかもしれない。
そんなことを思ってた。
あの時までは。
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