提督「観光するか」 金剛・瑞鶴・響「はいっ!」 空母棲姫「…………」
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93:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2020/09/08(火) 02:39:45.27 ID:B/jabzdE0
空母棲姫「私も行くわ」

提督「寝ていて良いんだぞ?」

空母棲姫「貴方だけを苦労させる訳にはいきません。これからお世話になるのだから、このくらいは当然よ」スッ

提督「ありがたい心構えだ。ならば、二人で一緒に片付けよう」スタスタ

空母棲姫「分かりました」トコトコ

ガラッ──

空母棲姫「ん……! 朝日が眩しいわ……。空気も少しひんやりしていて、昼間もこれくらい涼しければ良いのにと思います」

提督「良い朝だ。……そして、その素晴らしい朝を彩るのは三つの段ボールか」

空母棲姫「どう見ても新品ではないわね。だというのに、とても丁寧に並べられているわ」

提督「ゴミではなく、何かしらの荷物か……?」

空母棲姫「……もしかして、あの鎮守……いえ、小屋に忘れていた物を送られてきたとか?」

提督「そもそも送った荷物すら今日の夕方に届く予定だ。有り得んよ。一体何が入っているのやら……」

空母棲姫「中には持って入らず、まずここで開けましょう。何かがあってからは遅いわ」スッ

提督「待て。私が開ける。お前に何かあっても駄目だ」

空母棲姫「それこそ私が開けるべきよ。少なくとも、私ならば早々死ぬ事はありませ──」パカ

金剛「…………」

空母棲姫「…………」パタン

提督「……なぜ閉じた?」

空母棲姫「……錯覚ね、今のは」

提督「む……?」


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