12:名無しNIPPER
2020/08/17(月) 01:55:07.34 ID:bsaSt/ZA0
某飲み屋
美琴「それで、ただ播磨の気持ちを聞いて帰ってきたあ?」
美琴「バッカ!そんなんだからダメなんだよお前は!」
愛理「なによ……何もしらない癖に……!」
美琴「しっかし、お前も女々しくなったよな」
愛理「女なんだから、女々しくていいでしょ?!」
美琴「昔はもっと尖ってたぜ?なんでこのアタシに惚れないのよ!って」
美琴「そんな大事な話の真っ最中に、帰っちまうなんて情けねえ!」
美琴「いまはなんつーか、普通の女!wwwwww」
愛理「……これが、現実なのよ」
美琴「……」
美琴「まあ……そうだよな」
愛理「ずっと好きだった女の子のこと、忘れられないのは当り前よね」
美琴「どーだかな」
美琴「でもよ、待ってくれって言われたんだろ?」
美琴「付き合う気もない、好きでもない女にそんなこと言うか?」
愛理「そう……だけど」
愛理「天満と……結婚式で会ったら……すべて投げ出してまた追いかけたくなっちゃうのかな」
美琴「播磨に限ってそんなこと、ねえよ」
美琴「播磨はちゃんと筋は通す奴だって」
美琴「お前が一番よく知ってるんじゃねーのか?」
愛理「そうね……」
美琴「だからお前は播磨を信じて待ってればいいんだよ」
美琴「播磨は人生かけてお前と向き合おうとしてる」
美琴「そんな播磨を信じられねえなら最初から告白なんてすんなって」
美琴「自信、持てよ!」
愛理「そう……よね。ありがと、美琴」
美琴「ったく」
美琴「ま、これでフられたら高野も呼んで慰めてやるよ!」
愛理「その時は……お願い」
愛理「(待ってるから……)」
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