14:名無しNIPPER
2020/09/23(水) 01:52:04.40 ID:+S77dhhT0
沙耶「(私だけは、前起きたことをはっきりと覚えている…はっきりとというか。。。)」
沙耶「(あそこにあったのは生物兵器…のハズ。でも…実際にあったのはタイムマシン。)」
沙耶「(そこから先はよく覚えてない…ッ、ここからが重要そうなのに!!)」
沙耶「(なんか良い感じにおさまってお父さんも生きてるし…!平和すぎるわ…。)」
沙耶「(でも、いろいろ調査した結果、紛れもなくここは現実なのよね。)」
沙耶「(唯一違うのは、名前かしら。私はどうやら"朱鷺戸沙耶"ってことになったらしい。)」
女の子「朱鷺戸さん〜、他のクラスの子が呼んでるよ〜。廊下で待ってるって。」
沙耶「え!あ、は、はい!」
沙耶「はーい、朱鷺戸です。」
理樹「あ、君が朱鷺戸さん?」
沙耶「ウ、ウわぁあああああああああああああああああああああああ!」
理樹「えええええええええええええ!」
理樹「な、何!?」
沙耶「い、いや何でもないわよ。あ、じゃない、何でも、ないです!ごめんなさい、大きな声を出して。」
理樹「びっくりしたよ〜、これ、落ちてて…」
沙耶「あっ」
沙耶「(私の生徒手帳…)」
沙耶「ありがとう・・・ございます。」
理樹「うん、ちゃんと届いてよかった。どういたしまして。」
沙耶「・・・」
沙耶「・・・そ、それだけ?」
理樹「うん。」
沙耶「そう…じゃ、じゃあまた。」
理樹「うん!」
理樹「またメール待ってるね、沙耶」(ぼそっ)
沙耶「い、今なんて!!!!!!!!!」ダッ
理樹「ふふっ、知らない〜〜」
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