北条加蓮「藍子と」高森藍子「目先と足元を確かめ直すカフェで」
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17
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/08/02(日) 18:48:58.01 ID:ypMqto370
□ ■ □ ■ □
以下略
AAS
18
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/08/02(日) 18:49:30.50 ID:ypMqto370
藍子「そうしたら……Pさんは、私がものたりないって思ったり、もっと成果をほしがっているって勘違いしたみたいで……」
藍子「もっと頑張るから、って言ったんです。それで、Pさんまで少し落ち込んだ様子でした。……今だって、ものすごく頑張ってくれているのに」
藍子「それを聞いたら……なんだか、いろいろと自分が、だめだなって、もっと思っちゃって……」
以下略
AAS
19
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/08/02(日) 18:49:58.63 ID:ypMqto370
加蓮「ったく……。まぁ……私が目標みたいだし、私と比べちゃうのも分からなくはないけどさ」
藍子「うん……」
加蓮「あんまそういうの気にしすぎてたら、色々とどうにもならなくなっちゃうよ?」
以下略
AAS
20
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/08/02(日) 18:50:28.53 ID:ypMqto370
藍子「今回のことって、たまたまうまくいかなかったことじゃなくて、最初から、何もできなかったことなんですよ。私にはできないって……ううん。今の私には何もできなかったことなんです」
藍子「次こそは――なんて思っているだけでは、駄目なんだと思ってます……駄目なんです」
藍子「だから……」
以下略
AAS
21
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/08/02(日) 18:50:57.78 ID:ypMqto370
加蓮「でもね? 私ばっかり見ててどうすんの。アンタはアンタの道を歩くんでしょ?」ペシ
藍子「きゃ」
加蓮「あのね。目標地点にたまたま私がいるだけなの。それか、私がいるからそこを目標地点にしていたとしても……途中歩く道は、私の歩いた道とは別物でしょ?」
以下略
AAS
22
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/08/02(日) 18:51:28.21 ID:ypMqto370
加蓮「あとは足元。どっかのドジ巫女みたいにすっ転んで笑われるのは、藍子だってイヤでしょ?」
藍子「……笑ってるのって、だいたい加蓮ちゃんだけ――」
加蓮「それはほら……笑ってあげるのが礼儀みたいなところってない?」
以下略
AAS
23
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/08/02(日) 18:51:58.23 ID:ypMqto370
藍子「お話していたら、すぐに加蓮ちゃんの周りが、加蓮ちゃんの世界になってしまいますよね」
藍子「それって、アイドルとしてすごいことだと思います」
藍子「みなさんに求められているものを、どうぞ、って渡してあげるのも、アイドルには必要なことかもしれませんけれど――」
以下略
AAS
24
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/08/02(日) 18:52:28.49 ID:ypMqto370
加蓮「っと。話が逸れまくっちゃったね。いつも通りに」
藍子「加蓮ちゃん……」
加蓮「んー?」
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AAS
25
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/08/02(日) 18:53:29.10 ID:ypMqto370
加蓮「とにかく……なんかさっきの話を聞いてたら大丈夫って思えてきたけど、ちゃんと自分の足元を見て。目の前に何があるのかを見て。自分がどうしたいか、たまには考え直しながら歩きなさい。いいね?」
藍子「はいっ。なんだか、加蓮ちゃんの言うことが、見えないまま歩いていた気がします。今なら大丈夫っ」
加蓮「あ、それとPさんには一言謝ってあげてね?」
以下略
AAS
26
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/08/02(日) 18:53:58.21 ID:ypMqto370
藍子「すみませ〜んっ」
加蓮「何か注文?」
藍子「うん。喉がからからになってしまったので、甘いものをたっぷり飲もうかな、って♪」
以下略
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