黒木智子「じ、自信と言われても……」加藤明日香「私は黒木さんのこと、好きよ」
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:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/08/01(土) 20:34:13.67 ID:iOPaGb61O
「黒木さん、眠い?」
「えっ? あ、ごめん。実は少し……」
放課後、加藤さんと受験勉強をしていると、昨晩ネットワークの波に乗りまくったことが祟り、私は強烈な睡魔に襲われた。
この頃、加藤さんから毎日の課題として渡されている英単語長の文字列がゲシュタルト崩壊を起こし、まるで脳に入っていかない。
「膝、使う?」
そんな私の不調に気づいた加藤さんは、例によって例の如く、自らの膝をポンポンと叩いて、その見るからに安眠出来そうな柔らかな肉林へと誘ってきた。
「い、いやぁ……へへ……いつも悪いし……」
「気にしなくていいよ」
加藤さんは私を甘やかすのが上手だ。
とはいえ、こうして私に課題を与えて英語漬けにしているわけで、甘いだけではない。
これが所謂、飴と鞭というものなのだろう。
英単語なんてもう見るのも嫌で吐き気がするのに、こうして今日も勉強をしている。
彼女の言葉に私は歯向かうことが出来ない。
何故だ。心の奥底でそれを望んでいるのか。
また、膝枕して貰うことを夢見ていたのか。
「じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて……」
「はい。どうぞ」
柔らかな加藤さんの太ももに埋もれる。
前回は劣情によって目が冴えてしまったが、今回は再びこの安息の地に帰還したことへの安堵感が勝り、私はすぐに彼女の膝で眠ってしまった。
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2
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/08/01(土) 20:37:39.56 ID:iOPaGb61O
「黒木さん……黒木さん」
「んにゅ……?」
揺り起こされて目覚めると、既に陽が傾いていて、下校のチャイムが鳴り響いていた。
以下略
AAS
3
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/08/01(土) 20:39:33.90 ID:iOPaGb61O
「黒木さん、ちゃんと髪の手入れしてる?」
「い、一応、お風呂は毎日入ってるよ」
「もっとちゃんとトリートメントしないと、傷んじゃうよ。せっかく綺麗な黒髪なのに」
トリートメント? なにそれ、美味しいの?
以下略
AAS
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