高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「癒やされるカフェで」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:05:45.81 ID:PFDJARSS0
藍子「ふぅっ。暑い〜……」パタパタ

藍子「クーラーが効いて涼しくなっていても、体の中に熱が溜まっています」

藍子「歩いた後に座って落ち着いた時には、なおさら。いっそ、シャワーを水で浴びたい気分……」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:06:17.17 ID:PFDJARSS0
加蓮「まあまあ。藍子の撮影秘話っ。もっと聞きたいなー?」

藍子「うらばなしってほどでは、ありませんよ」

藍子「ええと……商店街の方々がすごく張り切ってらっしゃったので、私もできることがあればって思ったんです。つい、つられて熱中してしまいました」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:06:45.87 ID:PFDJARSS0
加蓮「で」

藍子「?」

加蓮「ここからはすごく大切な話なんだけど」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:07:15.71 ID:PFDJARSS0
藍子「でも、加蓮ちゃん。思い出してみてください。ここは、カフェですよ。お弁当やお土産といった、他から持ち込んだ食べ物を出すのはよくありません」

加蓮「あー……確かにそうだね」

藍子「なので私、カフェで待つ加蓮ちゃんの分は、今は持っていないんです。収録先から家へ郵送して、受け取ることにしました」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:07:45.82 ID:PFDJARSS0
藍子「ご年配の方も多かったので……人生経験、と言うのでしょうか。私のぜんぜん知らないお話や、体験したことのない内容がいっぱい――」

藍子「あっ、でも、いくつかはどこかで聞いたことがあるなぁって思って、なんだかもっと距離を近くに感じたりもしたんです!」

藍子「どこで聞いたんだろう? って思い出してみたら、そういえば事務所で菜々さんがお話してい――」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:08:15.94 ID:PFDJARSS0
藍子「ん……。ふわ……。すみません、ちょっと眠たく……」

加蓮「寝とく?」

藍子「ん〜……。でも、今寝ると加蓮ちゃんがひとりぼっちに……」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:08:45.57 ID:PFDJARSS0
藍子「ふわぁ……」

加蓮「思ってたより疲れてたか、身体に熱が溜まったから眠くなっちゃったんだろうね。膝、貸そっか?」

藍子「ううん、今日はいいです。それに、あんまり眠りたくないのも、本当のことなの」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:09:15.68 ID:PFDJARSS0
藍子「今は……こうして、癒やされていたいなぁって」

藍子「いつものカフェ、いつもの静かな場所……。でも、物音が聞こえたり、声がしたり。そういうのがぜんぶ、それだけであたたかいの……」

藍子「それに……向かいがわに、加蓮ちゃんがいてくれるの。いつもみたいに、ふふっ、って優しく微笑んでくれて。私のことを、見守ってくれて……」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:09:46.15 ID:PFDJARSS0
藍子「……加蓮ちゃん、子守唄を歌えるの?」

加蓮「歌じゃないんだけどね。適当にリズムを作って、すごーくゆっくり口ずさんだら、それで子守唄っぽくなるんだって」

藍子「へぇ〜……」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2020/07/26(日) 19:10:15.65 ID:PFDJARSS0

□ ■ □ ■ □


加蓮「熱が逃げ切らないなら、靴と靴下も脱いで見る? クーラーはほどよく効いてるし、テーブルの下でも効果はあるかもよ」
以下略 AAS



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