【安価・コンマ】けものフレンズシミュレーション
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81: ◆FUSkZf0Oww[saga]
2020/07/28(火) 20:34:19.90 ID:L2nmctFV0
カマエ「ハカセー」
メンフクロウ「ん? どうかした?」
カマエ「えっと、図書館の周りを散歩してみたいんだけど、一人だと心細くて……」
メンフクロウ「それで、私に付いてきてもらいたいと?」
カマエ「駄目かなぁ」
メンフクロウ「いや、構わないよ。ふふ、じゃあ行こうか」
ハカセは嬉しそうに微笑んで、ボクに付いてきてくれた
外は暗くなってて、図書館から漏れ出る電気が、足元をおぼろげに灯していた
カマエ「あ、ねえねえ。あれ何?」
メンフクロウ「あそこは炊事場だね。昔、ヒトがキャンプをするのに使っていたらしい」
ハカセが言うには、図書館はキャンプ場としての機能もあるらしい
広めに開かれたこの土地が、その証拠だって
言われてみれば、確かに。ここのスペースは十分すぎるぐらいだ
メンフクロウ「まあ、私達フレンズにとっては、使い所がない場所かな」
カマエ「どうして? お料理しないの?」
メンフクロウ「正確には“できない”と言ったほうがいいね。けものとしての本能が残っているのか、火を扱うことができないんだ」
メンフクロウ「昔、一度だけ火を起こしてみたけど……恐怖で足が竦んでしまったよ」
カマエ「ハカセでも、できないことがあるんだね」
メンフクロウ「ハカセだからと言って、なんでもできるわけじゃないさ」
そう呟いたハカセの横顔は、なんだか寂しそうに見えた
何かに思いを馳せるように、遠くを見つめている
1 じゃあ、ボクが料理を作るよ
2 ボクも、ハカセみたいになりたいな
3 悩みがあるなら、ボクが聞くよ
4 自由安価(内容によっては再安価あり)
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