【安価・コンマ】けものフレンズシミュレーション
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47: ◆FUSkZf0Oww[saga]
2020/07/26(日) 22:08:42.05 ID:6VlXTPYT0
カマエ「あのー、そろそろ降ろしてもらえると……」


シロミミオポッサム「なに? 恥ずかしいの?」


カマエ「恥ずかしいとかじゃなくてー……」


マレーバク「カマエちゃんは、としょかん初めてだから。色々と見て回りたいんだよ」


シロミミオポッサム「それなら私が背負ったままでもいいじゃない?」


カマエ「自分の足で見て回りたいよ。またお願いするから、今日は降ろして?」


シロミミオポッサム「むぅ、しょーがないわねぇ……」


渋々、といった感じで、シロミミオポッサムちゃんが降ろしてくれた
服装を軽く直して、近くにあった机に向かう
机の上には広げっぱなしの本や積み上げられた本が散乱してて、全体的にごちゃごちゃとしている
その中で、一冊の本に目を引かれた
タイトルは、『サンドスターとフレンズ』


カマエ「“サンドスター”って、なに?」


マレーバク「サンドスターはね、“火山”から出てくるキラキラしたものだよ」

マレーバク「それが動物に当たると、私達フレンズになるんだよ」

マレーバク「でも、どうして急にそんなことを?」


カマエ「ここに書いてあったから……」


シロミミオポッサム「カマエちゃん、もじが読めるの?! すごいじゃない!」

シロミミオポッサム「他に何が書いてあるの?」


カマエ「ええっと……」


この本は絵本のようになっているみたいで、内容は簡単な絵とひらがなで書かれていた
サンドスターはフレンズの源になっているのと、火山が噴火することでジャパリパークに降り注ぐことは、マレーバクちゃんの説明で聞いたとおりだった
他にも、それぞれの地方の気候管理や、物質の劣化を防ぐなど、割と万能な物質のようだ


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