【シャニマス】小糸「プロデューサーさんの事は、ずっとわたしが見ていてあげます!」
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25:milktea ◆FbOBNw0his[saga]
2020/07/19(日) 17:19:33.39 ID:qABICU120
***

小糸(仕事が忙しくなって。それ以外の時間は一人でいる事が増えると、昔の事をよく思い出した)

『そういう場所が、みんなの……ううん、みんなとわたしの居場所になったらいいなって』

『俺も小糸の居場所を守れたらいいなって、そう思ってる』

『…..だって自分で選んだら、全部自分の責任になっちゃうから』

『選択を間違えて失敗したとしても、小糸だけが悪いなんて誰も言わないよ』

小糸(……わたしは…………)

***

小糸「プ、プロデューサーさん!」

P「うおっびっくりした!……小糸か。後ろから急に声かけないでくれよ……」

小糸「ご、ごめんなさい……!で、でも見てもらいたいものがあるんです。これ!」

P「……USB?」

小糸「は、はい!この前のダンスレッスンの時に撮ってもらったやつです!トレーナーさんにもっと動きに個性が欲しいって言われてしまって……どうすればいいか、一緒に考えてくれませんか?」

P「なるほど。もちろんいいよ。ちょうど仕事もキリいいし……」

P「……よし、認識した。ああ、大学のレポートとかも管理してるのか……で、どのフォルダに入ってるんだ?」

小糸「はい!ここです!」

P「おお、動画じゃなくて写真で撮ったのか……?じゃあ、最初から見ていくか」

P「……………..!?小糸、これは……」

小糸(そこにはプロデューサーさんの家でわたしと彼が一緒に寝ている写真、彼の膝にわたしが座っている写真……その他にも色々な写真が保存されている。わたしの大切な思い出)

小糸(どの写真も、『外』に出してはマズいものであるという共通点があった)

小糸「……ごめんなさい。USB、間違えちゃいました」

小糸「それで、提案なんですけど。ダンスの動画、結構長くて。……だから、プロデューサーさんの家で見て、じっくり話し合いたいなって……」

小糸(そっとプロデューサーさんの首に、指を這わせる)

小糸「いいですよね?」

小糸(指からはトクントクンと、少し早い脈の音が伝わってきて)

小糸「……ね?」

小糸(ああ、幸せは心からで無くとも伝わるのだなと)

小糸(そんな事を、思った)



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