マリー「ここではあなたの学校より、人生がもうちょっと複雑なの」
1- 20
58: ◆t8EBwAYVrY[saga]
2020/07/22(水) 23:40:18.56 ID:b0KeTadH0
押田「!・・・グスン・・・勝手に入ってくるんじゃない」

安藤「なんだ生理痛か」

押田「ほうっておいてくれ!私なんかに構うな・・・」グス・・・

安藤「おいおいどうした。いつもの減らず口は?様子がヘンだぞ」

押田「もう終わりだ・・・・・・私はマリー様にお仕えする資格などない・・・」ポロポロ

安藤「落ち着けって押田。そんなメソメソしたら綺麗な顔が台無しじゃないか。・・・何があった」

押田「・・・マリー様への誕生日プレゼントを紛失してしまった・・・・・・もうおしまいだ・・・」

安藤「なんだって?」

押田「一週間も前に用意しておいたのに・・・当日になって紛失していることに気づいたんだ・・・」ポロポロ

 押田「マリー様に会わす顔がない・・・副隊長失格だ・・・人間としても失格・・・私なんかいないほうがいい・・・もう学校中退する」

安藤「なにバカなこと言ってんだ。ほら行くぞ。もうパーティーはじまってるんだから」グイ

押田「安藤・・・探してくれないか?」グスン

安藤「・・・私に頼み事か?お嬢様のアンタが」

押田「お金なら出す!いくらでもいい!青と金のリボンでラッピングしたこれくらいの包みだ!探してくれ!」

安藤「・・・なんだと」

押田「学校のどこかにはあるはずなんだ!いくらならやってくれる?言い値で払うから!」

安藤「いい加減にしろ。金を払うだと?私を見損なうな・・・!」

押田「安藤・・・」

安藤「仲間だったら素直に頼れ。お前にはガッカリだ・・・無くしたもんは自分で探すんだな」

 扉<バタン!

押田「安藤!・・・・・・私を見捨てないでくれ・・・!」グスン


 扉<・・・ガチャ

安藤「じゃあいくら払う?」

押田「っ!・・・・・・ひねくれもの・・・」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
97Res/96.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice