マリー「ここではあなたの学校より、人生がもうちょっと複雑なの」
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◆t8EBwAYVrY
[saga]
2020/07/21(火) 23:18:14.86 ID:FFORXh+c0
――・・・
マリー「黒森峰への果たし状、処分しておいてちょうだい」
祖父江「よろしいのですか?」
マリー「私達にはまだ早いわ。今、試合を組んでも得られるものはない」
祖父江「承知しました」
扉<ガチャ!
安藤「あの野郎!頭にくる!」ズンズン
マリー「どうしたの安藤。ずいぶん怖い顔して」
安藤「アンタんとこの副官サマだよ!私が絵を描いてたら――」
マリー「あなたが絵を・・・?」
安藤「押田をしつけてくれ!じゃなきゃ私が頭をカチ割ってやるぞ!」
マリー「まあ落ち着きなさい。興奮しすぎよ」
安藤「落ち着いてられっか!なあ、私はアンタの右腕だよな!?」
マリー「その通りよ」
安藤「だろ!?だったらアンタの代わりにアイツを殴ってやる!なんなら榴弾でぶっ飛ばしてもいいぞ!」
マリー「そうコトを荒げないでちょうだい。祖父江、あなたはどう思う?」
祖父江「・・・まあ・・・押田様は少々外部の者に当たりが強いかと・・・」
安藤「少々!?邪魔になるから外部生はチームをやめろとまで言われたんだぞ!」
安藤「まあそれはこの際どうでもいい。私達は絶対にやめないからな」
安藤「問題は人を見下す態度だ!なんだあの物言い!失礼だぞ!私達は犬か!?」
安藤「あいつの根性を叩き直す許可をくれ・・・!」
マリー「わかったわ。押田には私から話しておく。あなたは少し休みなさい」
安藤「っ・・・そうさせてもらう。あいつをしつけてくれ。早くな!」ズンズン
扉<ガチャ バタン
マリー「・・・ねえ、絵って?あの子何か描いてるの?」
祖父江「さあ、知りません」
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