マリー「ここではあなたの学校より、人生がもうちょっと複雑なの」
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22: ◆t8EBwAYVrY[saga]
2020/07/18(土) 23:15:42.84 ID:70YVaheQ0
安藤「ほら、着せてやったぞ。これで満足か?」

マリー「ありがとう安藤」ニコッ

安藤「ったく、なんだって私がこんなことを・・・それで、こっちのクローゼットにあるキレイなドレスは明日着るのか?」

マリー「それは安藤専用のドレスよ」

安藤「へ?」

マリー「あなたが正式に副隊長になったら、皆で社交界を開く予定よ。で、それがあなたが着るドレス。押田がデザインしたの」

安藤「は!?」

マリー「キレイな衣装を纏った安藤との社交界、楽しみね♪」

 ――・・・

安藤「いいか、私は着ない!あんなおべべを着て人前に出るなんて・・・こっぱずかしくてやってられるか!」

 安藤「ああいうのを着るヤツは自分がカワイイと思ってる自惚れ屋だけだろ!」

  安藤「あんな悪趣味なデザインのドレス絶対に着ないからな!絶対に!」

祖父江「・・・後でもいいですか?今は押田様と打ち合わせをしているので・・・」

押田「・・・」ジトー

安藤「チッ!・・・後でちゃんと話し合うからな!」ズカズカ

祖父江「ふう・・・申し訳ありません押田様、彼女は少々・・・言葉遣いが荒く――」


 安藤「いやいや待て待て」ズカズカ

祖父江「ギョ、もどってきた」

安藤「話し合う必要もない。あんなドレス見るのもイヤだ。どう考えたってマトモな神経じゃ着られない」

押田「・・・」

安藤「マリーにお洋服を着せろってのもイヤだったけど我慢した。今度はそっちが我慢する番だ。社交界はナシってことでいいな!」

祖父江「・・・わ、わかりました・・・」

安藤「よし、これで問題は解決したな。それじゃ、ごゆっくり」

押田「・・・」

祖父江「・・・わ、私はいいと思いますよ。あのドレス・・・」


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