二宮飛鳥「異能バトル」
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71: ◆a4r7B45BeM
2020/07/18(土) 06:38:57.23 ID:/Z01fQpj0

ラジオ『お!また新たな試食者が!…って戦ってるみたいだね』

ラジオ『三人同時なんて大丈夫かなぁ…?』

ラジオ『ん〜…飛鳥ちゃんがありすちゃんを守ってるみたいですね!絶好のチャンスです!』

ラジオ『よーし!2人とも配置について!それじゃあ先輩!行っちゃってください!』


まゆ「へぇ……」

ありす「見つかったみたいです!先輩がこっちに走ってきます!」

飛鳥「あぁ!承知の上だ!」

まゆ「……さて、飛鳥ちゃん、ありすちゃん。共闘のお誘いです」

飛鳥「何…?」

まゆ「まゆもあのスキルの厄介さは知ってます。だからまゆも一緒に戦いましょうか?」

ありす「え……急になにを…?」

飛鳥「……見返りは、なんだい」

まゆ「あら。流石飛鳥ちゃん、鋭いですねぇ…」

飛鳥(ポジティブパッションに見つけさせてからの共闘…絶対裏があるハズだ)

まゆ「見返りはあなた方の情報収集の方法、です」

ありす「…………方法、ですか…?」

まゆ「はい♪」

飛鳥(それは、言わばボク達の生命線。一番対策されたくないものだ…)

ありす「えっと…それはですね」

飛鳥「ありす!!」

ありす「は、はい!…えっ?」

飛鳥「……ボク達がどうやって情報を集めているか、だったね」

まゆ「はい。そうですよぉ?」

飛鳥「ボクのスキルは人の会話を聞ける。距離は分かるが方向が分からない。話さずに近づかれると気付けない」

まゆ「つまり盗聴ですかぁ…さっき未央ちゃん達の声が聞こえた気がしたのも」

飛鳥「ボクのスキルだ」

まゆ「なるほど……それで、ありすちゃんは?」

飛鳥「地図アプリとカメラだ」

まゆ「カメラ……だから路地の角からタブレットを少しだけ出していたんですね」

飛鳥「(そこも見られていたか…)実際に顔を出して覗くより、よほど気付かれにくいからね」

まゆ「……なるほどぉ…参考になります」

飛鳥「これで満足かい?」

まゆ「でも、ありすちゃんはそれだけじゃないですよねぇ…?」

ありす「!」




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