37: ◆kratnb/iBE[saga]
2020/07/28(火) 08:31:25.79 ID:FEOH4uIK0
ぐだ男「だからもう謝らないでほしいな。ほら、いつまでもそんな土下座なんてしてないで」
秦良玉「は、はい……」シュン
ぐだ男「こっち来て、良さん」
秦良玉「え? あ、はい」スッ
ぐだ男「手、借りるね」ギュッ
秦良玉「マスター? なにを」
なでなで
ぐだ男「謝罪じゃなくて、こうして欲しいなーって。僕が勝手にやった事だから感謝するような事でも無いんだけどね」
秦良玉「マスター……」キュン
ぐだ男「もっとかっこよく助けられれば良かったんだけどね……ごめんね、心配かけて」
秦良玉「…………いえ」ナデナデ
ぐだ男「一応鍛えてるからそこそこ動けるかなーって思ったんだけど、ほんと全然動けなくてさ。やっぱりサーヴァントってすごいなぁ」
秦良玉「…………」ナデナデ
ぐだ男「えーと……良さん? あの、そんなに撫でなくてもほんと、僕全然平気だから。ごめん、そんなに心配かけちゃった?」
秦良玉「……私は……もっと、もっと強くなります。マスターに余計な心配をかけないくらい強くなりますから、お願いします。貴方をずっと、守らせてください」
ぐだ男「う、うん。むしろ僕の方がお願いしたいくらいなんだけど、是非。これからもよろしくね」
スッ……チュッ
ぐだ男「ほ!? デコチュー!?」
秦良玉「貴方は私が守ります。貴方が平和な世界で生きていけるように、全霊をかけて戦います。ですから……」
ぐだ男「あのあの! 良さんこれはいったいどういうアレなんです!?」
秦良玉「私の前からいなくならないでくださいね」
チュッ
ぐだ男「〜〜〜〜〜〜〜!?」
秦良玉「〜〜〜!!!!!!!!! し、失礼しました!! その、マスターがその! あまりに可愛らしく見えっ!? いえそのアレ……私はこの辺で失礼します!!! おやすみなさいマスター!!!」
ビュンッ
ぐだ男「……キス、されたけど……え? そういう事、なの? いやでも可愛いって、弟的なあれ? ど、どういうことなんだぁ!?」ガバッ
53Res/33.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20