768: ◆JK0uF1b7Y.[saga]
2020/10/29(木) 19:12:34.98 ID:ePKLhjY1O
ミネア「…落ち着いたでしょう、ここからは廊下で話すわよ」
ミネアはベッドの方に目向けている。
ロイアンの寝息はまだ聞こえてくるが、それ程聞かれたくない話なのだろう
俺がドアを締めたのを確認してからミネアは口を開く。
ミネア「はぁ…相部屋だってこと、すっかり忘れてたわ…」
…結構ドジなんだな、この人
グリン「…さっきの言い方だと、じゃあ1年生を殺した犯人──」
言い切らない内に、「違う」とミネアが台詞を被せる。
さっきまでとは、少し雰囲気の違う声色だった。
ミネア「まだ…私は信じてる」
ミネアはそう言うと急にバツの悪そうな顔をして、頭を下げた。
ミネア「謝るわ、本当にごめんなさい。幽霊が何かを探して動いているのは分かってた。」
ミネア「人が死んでるのに、先輩がおかしくなった原因を探るために、他の人に危害が及ぶのを考えずに…」
グリン「…もう良いですよ」
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