貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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◆xjSC8AOvWI
[saga]
2021/08/06(金) 23:04:04.28 ID:ImYZyQpC0
なぎさ「そうなのですよ! 今度はぜひあすみも!」
あすみ「そう、って、なにが? ジュース?」
興味のない話がはじまって気が逸れかかってたところで、なぎさが唐突にこっちに話を振ってきた。
なにか目を輝かせている。
なぎさ「いえいえ、あすみもお菓子作りに参加してみればいいのです! せっかくお料理できるんですから」
あすみ「それって見合うの? 料理は買うほうが高くつくけど、お菓子って大体自作するほうが手間も金もかかると思うんだけど?」
なぎさ「あすみはコスパばっかり気にするのです…… マミも何かお菓子作りのいいところを言ってやってください」
マミ「そうね? ……まず、自分好みの味にすることができるわ。市販品って万人受けを狙うのが多いけど、甘すぎたりすることあるじゃない?」
マミ「一発で成功はしないかもしれないけど、自分の好みを探すのも楽しみのひとつよ」
あすみ「好み……ねえ」
そもそも口から物を食べるのってどのくらいぶり。
今ならコスパが一番いいのは“魔力”だ。いつのまにか、他の人からしたら随分と味気ない生活を送っていたのだろう。
縁の遠い言葉だ。私にも昔は好きな食べ物くらいあったけど、でも、それはもう……――。
なぎさ「……で、もしかしてジュースがほしいのです?」
マミ「あっ、そういえば前に紅茶苦手だって言ってたかしら……? 今日は何も用意してないわ」
なぎさ「あすみの好みって意外とおこちゃまなのですね!」
あすみ「そーいう問題じゃない。ただアンタたちとは合わないだけ」
なぎさ「じゃあどういう問題なのですか」
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