貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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88: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/08/09(日) 21:11:59.05 ID:pFKoOvFd0
月日が流れるのは早いものです……
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 ……億劫な気持ちを振り切って暖房の効いた家から繰り出す。いつもみんなが集まってる訓練場所に行ってみた。


 新人の頃はよくここにみんなで集まって訓練してたけど、今では集まるのも週に一度程度だ。

 休みに入ってからは各自色々と都合があるからと日程は決めておらず。


 ここに来たのは昨日仲間のことを考えたからっていうのもあったかな。誰もいないけど、動けば身体も温まるだろう。


貴方(まずは基礎的なところから……!)


――――
――――


 自己鍛錬に集中し、寒さも気にならなくなってきた頃、妙な音に気づいて後ろを見る。

 ――……『パリッ』、という小さくなにかが砕けるような音。


貴方「!?」

杏子「やっと気付いたのか? 気配の察知はまだまだだな。そんなんじゃ後ろからグサーッとやられちゃうんじゃない?」


 ……佐倉さんが座ってスナック菓子を食べていた。

 正直、いきなり現れたようで腰が抜けそうになったんだけど。


貴方「……気配消してた?そんな特技あるの?」

杏子「べつに。なんかやってんなって思って見てただけ。一人で特訓とは立派な心意気だな」

貴方「ま、まあいつもはやらないけど……佐倉さんも一人でここに来るの?」

杏子「毎回訓練しに来てるってわけじゃないけど。そうそう人こないし、一人のほうが気楽なこともあるんだよ」


 今までこの場所に自分が来るのはみんないる時だけだった。

 でもその気持ちは少しだけわかる気がした。訓練をするにしてもそれ以外でも、誰かがいれば人の目は気にしてしまうから。


貴方「……少しわかるかな。今日は訓練をしに?もしそうなら見てもらいたいんだけど」

杏子「いや、見ての通り食ってんだよ。面倒臭いから見てるだけ」


 ……それも一応見てくれてる、ってことになるのかな。組手とかはする気はないみたいだけど。

 一人が気楽なのは共感したが、訓練となると人の目を気にした方が成果が出ることもありそうだ。



1佐倉さんって、一人が好きなの?
2年末どう過ごしてた?
3自由安価

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