貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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◆xjSC8AOvWI
[saga]
2021/07/25(日) 00:50:45.90 ID:P910e1XH0
キュウべえがソウルジェムに触れて何かの処置を施す。
すると、なぎさは目を覚ました。
なぎさ「……ここは? あれ!? どうしてみんな!」
しかし、その一部始終を見ていた二人の反応は、やはり死者を見るような目だった。
あすみ「おはよう。ちょっとの間死んでたんだ。仮死状態ってやつ」
なぎさ「菓子状態……ですか。おいしそうですね」
あすみ「……まだ寝ぼけてるんじゃない? それか死んでる間に脳みそ腐ったか」
出会った頃からいくつか学年も上がって、年上とばかり接することの多かったなぎさは最近になって特にマセてきていた。
ちょっと小難しいこと言うようになったというか。
だから、これは久しぶりに気の抜けたやりとりだった。
やっと目が覚めたらしいなぎさは、お前に言われたくないよって感じの険しい顔で私を見る。……アンタもか。
もっとも、別に脳みそが腐ったって私達には何も問題はない。
あすみ「詳しいことは後。それより、そっちはどうなったの?」
マミ「見ての通り、ここは避難所があった場所よ。危なくなったから街の人は逃したの」
なぎさ「そうですか……街の人はみんな守れたわけですね! よくやりましたよ!」
まどか「でもまだワルプルギスの夜が……」
なぎさ「人々を守れたのなら、もう無理して戦わなくていいです。なぎさとあすみで勝てなかった魔女です。これ以上は……きっと勝ち目はありません」
なぎさ「街が壊されるのは悲しいですが、命を守ることが最優先ですよ」
マミ「でも放っておいたら、また街を襲いに行くんじゃないの?」
なぎさ「キュゥべえ。今までに現れた『ワルプルギスの夜』の伝承、最後にはどうなりましたか?」
なぎさ「きっと、物語のように誰かが倒して綺麗に終わりを迎えるだけではなかったのですよね?」
QB「……そうだね。今まで大勢の魔法少女が挑んだけど、勝てたケースが多いとはいえないね」
思わぬところで話を振られたキュゥべえは渋々答える。
なぎさ「それでもワルプルギスの夜は、世界に破壊の限りを尽くす『魔王』ではなく『災害』……災害はいつか通り過ぎるのです」
なぎさ「今考えつきましたよ。『ワルプルギスの夜』の弱点。それはきっと、飽きっぽいところです!」
なぎさ「なぎさたちが戦うとすれば、再び人が危険に晒された時です。その時は再び人々を逃がすために戦いましょう!」
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