貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
1- 20
845: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/07/22(木) 23:18:38.23 ID:ffQxHaM70


まどか「うっ…… な、なぎさちゃんは!?」

なぎさ「なぎさなら大丈夫ですよ。やっぱりまどかは逃げてください」


 まどかはマミのリボンによって受け止められていた。

 けど、なぎさは……瓦礫と瓦礫の間に挟まれ足を潰されていた。


まどか「で、でも……!」

なぎさ「いいから! あすみの言うとおりこれ以上は危険です! 言いましたよね、危険だと思ったら逃げてって……!」

なぎさ「マミもです……! 今、まどかを守れてよかった。でももうきっと次は守りきれないから」

まどか「ま、待って。見捨てられないよ……」

なぎさ「まどかが死んだら、ほむらは契約しますよ。まどかのために。まどかはほむらの命運を背負えますか」

まどか「……!」

なぎさ「なぎさは怪我はしましたが、足を治せば戦えますよ。こんな時くらい先輩に任せるのです……!」

マミ「…………行きましょう、鹿目さん。私達じゃ足手まといよ」


 後ろ髪をひかれるような表情を浮かべながらも、まどかはマミに連れられて遠ざかっていく。

 マミまで返しちゃってよかったのだろうか。しかし、万が一にも弟子を失うことを恐れるなぎさからしたら当然の判断か。


あすみ「わかってるの? 私はともかく、なぎさだってほむらと仲良くしてたくせに」

あすみ「私達だけでも勝てると思う?」


 なぎさを瓦礫から引っ張り出す。治癒は得意じゃないから、あとのことはなぎさ任せだ。


なぎさ「……わかりません。でも、なぎさはやるしかないですよ」

なぎさ「まどかとマミは任せてくれたのです。負けちゃったらきっと、二人は戻ってくると思うのです。だから」


 広範囲に潰された足を治すにはそれなりに時間がかかるらしい。

 魔女はまだ気まぐれに街を破壊してる。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
929Res/759.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice