貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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821: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/07/17(土) 00:37:43.72 ID:i3/HN3aL0


まどか「――――今日はありがとうございました。あの……っ 訓練、なぎさちゃんにも認めてもらえるようにもっとがんばるから!」

なぎさ「なぎさに……?」


 ティータイムが終わって、まどかが帰る時間になります。

 すると、帰り際にまどかが言いました。


まどか「うん。なぎさちゃんがわたしたちに一人で戦ってほしくないのって、安心して任せられないって思ってるからなんだよね?」

まどか「わたしは新人だしまだまだみんなより弱いけど、いつかはちゃんと肩を並べられるようになりたいの」

まどか「……なぎさちゃんとあすみちゃんみたいに」


 なんでここであすみの名前が? ――そう思いましたが、すぐに納得しました。

 一応魔法少女としてはなぎさのほうが少し長いとはいえ、出会ったときからあすみはなぎさの弟子だったことはありません。

 大切な『友達』ですが、『守らなければならない存在』と考えたことはありませんでした。


 マミとまどかは弟子で、守らなければならない存在です。

 でもそれって、二人のことを対等に見ていない、認めていないってことでもあるんじゃないか――そう、思わされてしまいました。


 ……なんだか、まどかの言葉にはハッとさせられることが多いです。


マミ「そうね。いつかはそうならなくちゃね」


 もちろんまどかは契約したてですし、今すぐに認めるわけにはいきません。

 でも、いつかは一人前に。信じて任せられるようにするのは師匠のつとめでもあるのです。





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