貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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797: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/06/27(日) 22:14:27.03 ID:y9P6nhPt0


あすみ「新人はまだ連れて行かないんだ」


 この場所を発とうとするなぎさたちを見てあすみが声をかけてきました。


なぎさ「まだやっと魔法の使い方がわかったくらいですから。急に戦えっていわれてもきっとなにをしていいかわからないと思うのです!」


 これからなぎさたちは魔女退治に出かけます。

 まどかも……次くらいには一緒につれていってみましょうか。頭の中で計画を立てます。


あすみ「そういうもんかね…… いや、あいつも戦いとか得意そうには見えなかったな。今まで見た中でも大分どんくさそうな部類じゃない?」

なぎさ「はじめてならしょうがないのですよ。きっと、要領を掴んだら立派に戦えます」

あすみ「また甘いんだから。でも後輩増えたらさすがに一人で全員の面倒見なくてもいいんじゃない? 魔女退治行くにもそろそろ多いでしょ」

なぎさ「! ……じゃあ、あすみが見てくれるのですか?」

あすみ「え、やだよ。そんなことは言ってないって。じゃなくて、後輩の世話は後輩に任せてみたらってこと」

マミ「……私が?」

あすみ「新人ももっと慣れてからのほうがいいだろうけど、二人もいれば前みたいなことになっても安全に逃げられるくらいの余裕はあるでしょ」

あすみ「てか、あれからだってもう……――たしか一年くらい? その時よりは強くなってんでしょ」

なぎさ「訓練ではそれもいいですけど、実戦のほうはまだ無理にしなくても……」

マミ「いえ、私もちょっと頑張ってみたいわ。後輩ってはじめてですもの」

あすみ「なぎさにばっかり先輩としてイイとことられたくないよね?」


 ……またあすみは焚きつけるようなことを言います。

 それに今回はマミも乗り気みたいです……これは困りました。大丈夫でしょうか?


なぎさ「で、でも。それはもうちょっと、まどかが戦えるようになってからなのですよ」

あすみ「まあそうね。それよりまずはバックレないで来てくれることが条件だよね。今度のこそ」


 たしかにそれはずっと気にしていたことでした。一緒に戦う仲間になるという以前のことです。

 あすみは軽く言いましたが……。


なぎさ「とりあえず、まどかとは約束ができましたから! この前の子とは出来なかったですけど……」

なぎさ「まどかは素直そうな子ですし、きっと大丈夫ですよ。なぎさが守ってあげられます」

あすみ「…………」


 そう言うと、あすみは少しだけ何か考えるようにしましたが、こう言いました。


あすみ「まあ、そうかもね」

なぎさ「はい!」



 それから、今日の魔女退治に出発しました。





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