貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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768: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/06/17(木) 23:10:13.51 ID:BilfRiJR0


 ――――しばらくすると、真上にあった太陽はいつのまにか傾いていて、二人ももう訓練をやめにして帰る支度をはじめているところだった。


 平日だったらもう少し遅くまでやってただろうか。今日は礼拝の日の予定だった日曜日だ。長いこと曜日なんて気にしてなかったけど。

 なぎさは家族の時間を大切にしたいと言ってたし、最近はあの教会のことばかり気にかけていたからさっさと日常に戻ったほうがいいんだろう。


あすみ「……ねえ、アンタもこれから帰るんでしょ。いつも一人で何してんの」

マミ「えっ? そうね……授業の予習をしたり、紅茶に合うおやつを作ってみたりとか」

あすみ「ふーん」


 聞いてはみたものの、こいつとも違いすぎた。


なぎさ「あすみったらいつもこうなのですよ。聞いておいて興味なさそうにするのです!」

あすみ「私そんな高尚な趣味ないし」

マミ「やってみたら楽しいと思うのだけどねぇ……」

なぎさ「あ、でも今度久しぶりに一緒に料理してみるのはどうです?」

あすみ「私はいい。マミに聞けばいいでしょ」

なぎさ「たしかにマミはいっぱいおいしくて見た目もキレイな料理を知ってますが……なぎさはただ、またあすみとも一緒に色んなことしたいだけなのですよ」


 ……確かに言われてみれば、マミが来てから暇でしょうがない時間が増えたんだった。

 だからって別にマミを疎んだり、拗ねてるわけじゃない。

 ただ、一年前のほうが居場所がないとか、何をするか悩むような暇もなかったのかもしれないな。


あすみ「はあ。……じゃあ今度ね」

なぎさ「! ホントですか! 約束ですよ!」




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