貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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736: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/06/06(日) 23:24:39.18 ID:Zsqn73UJ0


 あれからはなぎさも毎日教会に行くことはなくなって、今までどおりマミと訓練したりパトロールに行ったりして過ごしました。


なぎさ(思えば最近は訓練で見てられる時間も減ってしまってて……マミには申し訳ないことをしてしまいました)

なぎさ(今日も訓練しようってマミにメールしてみますか。でも、たしか今日は――)


 一週間ぶりの礼拝の日。みんなは元気にやれているのでしょうか。

 マミとの予定は午後にして、あの教会のある街の外れのほうに向かうことにします。


 すると、その途中であすみと鉢合わせます。そしてなぜか……引き止められてしまいました。


あすみ「……今あいつらに近づかないほうがいいよ」

なぎさ「な、なんでですか?」

あすみ「教会は閉まってる。畳むことにしたんだってさ」

なぎさ「え……!? そんな、どうして? この前ちゃんと人も来てたのに?」

あすみ「人は来てるよ。だからアンタが近づいたらヤバいことになるんだって」


 あすみはそう言いますが、なぎさにはなにがなんだかまったくわかりませんでした。

 でも、わからないままにしたくはありません。


なぎさ「……何かが起きているのですね。もしかしたら、それってなぎさのせいでしょうか?」


 わからないなりに思い至ったのは、なぎさの嘘がバレる日が来てしまったのかもしれない――ということでした。

 なぎさにもみんなを騙してた自覚はありました。おそらく、それがみんなにバレた時には良くないことが起こるだろう、ということも。


なぎさ「そうだとしたら、なぎさがなんとかしないとです! もちろんそうでなくても……何かあったら助けるって約束しました」

あすみ「…………」


 あすみの横を抜け、さらに道を進んでいきます。




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