貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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◆xjSC8AOvWI
[saga]
2021/06/03(木) 23:36:10.26 ID:pVwAJIwe0
モモ「女神様だと思ってたなぎさは魔法少女で……じゃあ女神様は本当はいないの?」
杏子「あのメッセージに書いてあった『女神様』はいないだろうけど、神様はいるよ。最近熱心に祈ってたのもきっと無駄じゃないさ」
モモ「う、うん。そうだよね……」
杏子「それにしても、人間と魔法の力を与える契約なんてするやつがいるっていうのか……?」
そしたら、このプライベートな空間で聞くはずのない知らない声とともに小さな影が現れた。
「うん。いるよ」
杏子「わ、わぁっ!?」
モモ「も、もしかして……」
QB「僕がなぎさの言ってたキュゥべえだよ。魔法の使者さ。願い事があれば叶えてあげることができる」
杏子「……」
モモ「……」
お姉ちゃんと二人で顔を見合わせる。そのときわたしたちが思いついた願い事は“ふたつ”だった。
――――――
―――
―――
なぎさ「み、みなさんこんにち……あ、あれ? お客さん?」
あれからなぎさは気まずくて、昨日はついに顔を出しませんでした。
あの時は渡したのは『翌日の分』でした。だから、まだ今日の朝までは足りているはずなのです。
今日はちょうどお休みなので、朝に来てみました。
だって、助けてほしいというのはモモからの頼みでもあるのです。今から見捨てるわけになんていきません。
――――でも、そこにあったのはいつもとは違う光景で。
神父「ちょうどよかった。……どうぞお入りください」
なぎさ「ふえ……?」
神父「日曜日は礼拝の日。皆様は神様……いえ、『貴女』のためにお集まりいただいているのです」
なぎさ「……ふぇぇ!?」
中にいるのは決して大人数ではありませんが、今までと比べれば多い人数です。
子連れの家族も多く……あの時の男の子も来ていました。
その視線が一斉にこっちに向きます。
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