貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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725: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/05/31(月) 00:41:05.49 ID:g+caFouE0


 教会の裏。ふたりになると、なぎさは決心します。


なぎさ「実は……なぎさは神様ではないのです」

モモ「え……!? で、でもっ、ケーキを出してずっと助けてくれたじゃないですか!? さっきだって!」

なぎさ「あれは魔法なのです!」

モモ「魔法……?」


 こんなことを急に言われたって混乱するでしょう。

 モモの前にソウルジェムを見せます。手に乗せて差し出した宝石をモモは呆然と見ていました。

 思い切って変身してみせると、更に驚いた表情になりました。


なぎさ「今まで隠しててごめんなさい。なぎさは……魔法少女なのですよ。今見せた宝石が魔力のモトで、こうやって変身して魔女と戦って街の平和を守っているのです」

なぎさ「なぎさもただの人間なのです。キュゥべえと契約すればみんな魔法少女になれるのですよ」

モモ「み、みんなって、モモもなれるの……? モモもケーキを出せるように……?」

なぎさ「ケーキを出したのはなぎさの願いから生まれた魔法です。キュゥべえが願いを叶えてくれて、その代わりに戦うことになるのです。だから、そう願えば……」

なぎさ「……お、怒ってませんか? 騙してたこと!」

モモ「ごめんなさい…… まだ混乱してて…………」

なぎさ「そ、そうですよね! こんなこといきなり言われても困ってしまいますよね……」

モモ「…………」

なぎさ「では……もう行きますね。みんなの前で話す勇気はなくて。でもモモには知っていてもらいたかったのです」



 ……落ち着かない気持ちのまま変身を解いて表のほうに向かい、教会から離れていきました。

 みんなと今なんて話したらいいのかわかりません。

 明日からどうすればいいのでしょうか。





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