貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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◆xjSC8AOvWI
[saga]
2021/05/23(日) 21:45:21.04 ID:1n00ondX0
いつもの場所に寄れば、すぐに訓練してる二人の姿を見つけられた。
あすみ「…………」
なぎさ「あっ、あすみ! 来てたなら声をかけてくれればよかったのに」
あすみ「まだ見てただけ。用ができたら声かけるよ」
なぎさ「それなら、気が済むまで見ていってくださいなのです!」
訓練の内容は二人での組み手のようだった。
なぎさのほうがだいぶ余裕で、師匠らしくアドバイスなんかしてる。
私と一緒の時には見えないような姿だ。師匠と弟子なのだから当然ではあるが、それ以外にも私の知らないような世界はあるんだろう。
出会った頃からいろんな敵と戦って、目的を持って、なぎさは確実に成長してる。でも変わらないところもある。良い部分も、悪い部分も。
むしろ目的持ってからさらに青臭くなった部分だってありそうだ。
あすみ「ねえ、なぎさ」
なぎさ「はい!?」
仕切り直して二戦目をはじめた途中で声をかけられて、なぎさは半分こちらに意識を向ける。まだ余裕そうに澄ましてる。
あすみ「教会の奴らのこと……余計なことするのやめておいたら」
なぎさ「なっ、なんのことやら!」
あすみ「私にはごまかせないのわかってるでしょ。あくまで“女神様”の仕業にしたいってつもり?」
なぎさ「それでいいのですよ。見えないところでも人助けするのが、なぎさの思う魔法少女の役目なのです」
あすみ「……まだ続けるんなら、最後まで責任持ちなよ。どんなことになっても」
なぎさ「……!?」
どう思ったのか、なぎさはまだ真剣な表情で訓練を続けてる。
あすみ「なぎさ……こっちから見るとパンツ丸見え!」
なぎさ「ふわあっ!?」
気が逸れたであろう瞬間を狙うようマミにアイコンタクトしといた。
すると、不意打ちの拘束は成功したように見えたが、
縛り上げる前にいつのまにやら仕込んでいたシャボンが次々にぶくぶくと膨らんでリボンを破って弾けた。
あすみ「……こんくらいじゃ隙は突けなかったか。つーまんない。残念だったね、マミも」
なぎさ「丸見えなわけないじゃないですか!? 変なこと言わないでください!」
あすみ「あれ、じゃーもっと生々しいの攻めたほうがよかったかな? パンツなんて水着と変わんないし、子供だましって思っちゃうか」
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