貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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690: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/05/22(土) 19:48:30.67 ID:UEEFsOu20



 ――――街を回り、その先で出会った魔女や使い魔を倒し、そろそろ帰ろうかと思い始めた時のことです。

 見覚えのある友の姿を見つけて手を振ります。



あすみ「……ああ、奇遇」

なぎさ「あすみ! あすみも魔女退治なのです?」

あすみ「いや、別に。散歩?」

なぎさ「一人でお散歩ですか?」

あすみ「そうだけど悪いー? 暇つぶしにやるこことしちゃ健康的だと思うけど」


 まあ、一人の暇つぶしといえばゲームや漫画などのインドアなものが浮かぶので、それよりは健康的かもしれませんが。

 ……それにしても、それだけというのもどうにも違和感があるわけです。


なぎさ(そういえば前の時も……)


なぎさ「あっちに用事があったのです?」

あすみ「まあ少し。じゃ、引き続き頑張って」

なぎさ「じつは、こっちもそろそろ終わろうかと思ってたところなのです」

あすみ「ああそうなの」

なぎさ「この後マミの家でお茶会する予定なのですよ! 用事が終わったならあすみもどうです?」

あすみ「私はいい」


 相変わらずつれない返事です。でも、珍しくあすみのことが少しだけわかりました。

 この辺には何もないと思ってましたが、あすみの来た方向を見てみると立派な教会の建物があることに気づきます。


なぎさ「教会……?」

マミ「え?」

なぎさ「ああ、いえ。あすみ、あっちから来たのかなって」

マミ「ええ、多分そうね……」

なぎさ「ちょっとだけ見てみてもいいですか?」

マミ「教会を?」

なぎさ「あ、イヤなら先に帰っていてもいいのですよ! ちょっと気になっただけなので!」

マミ「嫌ってことはないのだけど……でも少し帰りに買い足したいものがあるからそっちを見てきてもいいかしら?」

なぎさ「もちろんです。なぎさも長居はしないと思うので!」


 そう言って、マミと別れます。


 ……なぎさも少し興味が沸いただけです。いつも何かとドライなあすみが通うところはどんなところなのだろう、と。

 同時に、怪しいところではないんだろうとも思いましたから。




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