貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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667: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/05/11(火) 00:26:04.35 ID:Z314tfrJ0


 あすみが横から何かを言いたそうな、呆れたような目で見ていました。


あすみ「いつもそんなテンションなの?」

なぎさ「え? まあ……マミとはいつもこんな感じですけど、あすみと一緒のときはこういうのはなかったですね」


 言われてみると、なぎさも前より少し変わっていることに気づきます。


なぎさ「あすみはこういうの好きじゃないかもしれないですが、やってみると気合が入るものですよ?」

あすみ「マミ、アンタも?」

マミ「そ、そうね。こういうふうに言ってくれるのは助かってるわよ。気合が入るし、自分の力で人助けできるんだって思えば恐怖だって薄らぐから」

あすみ「あぁそう」


 三人いれば使い魔が出てきてもすぐに倒せます。

 順調に進みながら、段々と深層へ近づきつつあすみがマミに問いました。


あすみ「……ねえ、アンタってたまには一人でも魔女狩りに行ってるの?」

マミ「一人ではないわよ?」

あすみ「まだ過保護してんの? マミももう一年くらいでしょ? 新人でもないのに」

なぎさ「そう言っても……せっかく仲間がいるんですし、なぎさのほうが師匠です。マミのことはなぎさが守るって言いましたから」

なぎさ「それはいつまでも変わらないのです!」

あすみ「……」


 足を進め、たどり着いた小部屋の奥には、広い空間と魔女と思わしき姿がありました。

 それを取り囲む使い魔たちも。


 ひと呼吸の後、いよいよその奥へと踏み入れます。


あすみ「確かに戦い方はマシになってるように見えるけど、最初に見た時からやっぱ変わってないね」

マミ「……?」

なぎさ「え?」


 あすみの言葉がきになりましたが、今は魔女に集中です。

 ――広間に足を踏み入れた瞬間、魔女がこちらを見てけたたましい鳴き声を上げます。




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