貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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663: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/05/10(月) 22:00:12.84 ID:qwAanwFA0




 ――――昨日マミにメールを送って、放課後になると先に二人で無事合流することができました。

 マミとは普段からこうしてよくやりとりしています。訓練や魔女退治の連絡も、それ以外も。


 雑談を交わして、途中でマミがふと時計を確認しました。


マミ「約束の時間まではあと少しね。今日は神名さんもくるんでしょう?」

なぎさ「はい。時間になって見つけられなかったら、とりあえずテレパシーを試してみることはできますけど……」


 連絡手段のないあすみとの待ち合わせは、昨日くわしいことを決めたとはいえ不安になってきます。

 今までは魔法なんて使うまでもなくできてたことだから、日常生活で魔法に頼るのは少し気が引けます。

 でもまあ、使えなくなったのならそうも言ってられません。


マミ「なるほど、そういえばそういうやりとりの方法もあるわね」

なぎさ「でも、近くにいなければどうしようもないのです。もしなにも返ってこなかったらまたもう少し待ってみますか」



 話しているうちにも時間が経ち、待ち合わせの時間になりました。

 ……テレパシー。結果は返事こず。



マミ「まあ、まだちょうどだもの」

なぎさ「……前はそんなに遅れるほうじゃなかったんですけどね。遅れるにしても連絡はきましたし」



 それからもテレパシーを試しながら待っていたものの、何度目かになるとちょっと心配になってきます。

 今は何かあっても連絡はとれない。もちろん、あすみがそうそう戦いで負けるとも思えませんが。

 魔女はもちろん、悪い魔法少女に狙われた時もえげつなく返り討ちにしてるのを知っているのです。


 ――――そんなことを考えていると、なぎさの心配をよそにあすみはひょこりと現れました。


あすみ「お、もう揃ってるか」

なぎさ「揃ってるって、そりゃあっ」



 しかも拍子抜けするような態度の軽さですっ。人の気もしらないでっ。





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