貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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◆xjSC8AOvWI
[saga]
2021/03/28(日) 22:38:22.24 ID:PDF/oUon0
なぎさ「おねーさん……もうこれで決着つきましたよね?」
「……これから私をどうする気? 痛いことされた腹いせに、私を嬲り殺しにでもしてみる……?」
なぎさ「怖い事言わないでください! そんなことしたいわけないじゃないですか!」
「私は殺す気だったのに、なんでここまでされて私のこと殺さないの……逆に怖いよ。わけわかんない」
なぎさ「おねーさんもあすみに片腕やられてるので、それでおあいこなのです」
あすみ「……それでいいの?」
なぎさ「おねーさんもあすみも勘違いしてるのです! 魔法少女同士は敵じゃありません!」
なぎさ「ピンチの時は助け合えるし、仲間は多い方がたくさんの人を助けられます! 友達だって多いほうが楽しいのです!」
なぎさ「戦うのも殺し合うのも悲しいだけですよ。なぎさが死にたくないように、おねーさんだって死にたくないでしょ? どうしてわかってくれないんですか!」
マミは何も言うことなく一歩引いて見守ってた。
何? なぎさは相変わらず甘い気持ちを引きずってるみたいだけど……本当にこいつもそれでいいわけ?
「グリーフシードは欲しくないの?」
なぎさ「なぎさは必要な分だけあればいいです」
「……なぎさちゃんが欲しくなかったとしても、そういう人がいることを考えられないのはやっぱ小さい子だよ。そのせいで私にやられて」
「でも……こんな子ばっかりだったら平和なのかもね。私だってそりゃあ……死にたくはないよ。本当に、本当に許してくれるの?」
なぎさ「なぎさはおねーさんに裏切られたってわかった時、すごく悲しかったです。でも……許したいのです」
なぎさ「元はと言えばおねーさんを止めるために戦ってたのです! だから……今度こそおねーさんが仲良くしてくれるって言ってくれるなら」
なぎさ「おねーさん、強かったのですよ。これから一緒に戦ってくれるなら心強いです……!」
――ああ、わかった。
今回マミはとくに自分が被害を受けてなかったから、どうでもいいと思ってるのか。
「他の人も……そうなの?」
なぎさ「お願いします! 信じてあげてください!」
マミ「私は他の人に任せる、けど……」
あすみ「いいよ、お友達になりましょう。誰にだって改心の機会は必要よね」
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