貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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587: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/03/28(日) 19:22:19.78 ID:PDF/oUon0


なぎさ「もぐ……――っ、この前あすみに毒入り菓子を作ってはどうかと言われましたが、これは『ハンタイ』にしてみたのです!」

なぎさ「といっても万能な解毒薬にはなりませんが、毒の成分はおねーさんが喋ってくれましたでしょ? それなら反対の効果にすればいいわけです!」

なぎさ「おかげで痺れも取れてきました。なぎさにはおねーさんみたいな毒よりこっちのほうが合ってると思うのです」

なぎさ「悪いことするなら止めるくらいの力はあるって言いましたよね! なぎさはそこまで弱くはないのですよ!」

あすみ「……はぁ、すっかり忘れてたけど、そういえばアンタも新人じゃなかったわね」

「針が掠った周辺を自分で抉り取るくらい肝が据わってたとはね……正直見くびってたわ」

なぎさ「なんて痛々しい表現! ちょっと爆破して吹きとばしただけです!」

マミ「そっちも十分痛々しいと思うけど」

「でもここはもう私のテリトリー。下準備はとっくに終わってるんだから、増えたって私の有利は変わらないわよ」

「一人は本当にただの新人みたいだし」


 戦いが長引けばそれだけでなぎさたちは負けてしまうということです。

 なぎさもたしかにソウルジェムを蝕むという毒霧のほうは解毒できませんでした。他の毒と違って簡単じゃないからです。

 一度は注意が逸れてる間に魔力を回復できたものの、二度目はそうそうできないでしょう。


あすみ「マミ! アンタはこの家を出来るだけ換気しなさい!」

マミ「わかったわ!」


 魔法少女が二人もいれば足止めはできます。

 後はいつも通りあすみと二人で、決戦を仕掛けるのみ――――なのです。




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