貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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57: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/07/28(火) 00:34:50.05 ID:E+b1wALr0


 なんか厳格そうな人に見つかったらどうしようと思ってたけど、優しそうな印象のお父さんだった。

 ちょっと安心した。


貴方「どうも。鹿目さんのクラスメイトの【貴方】っていいます」

「よく来てくれたね。これからもまどかをよろしくね」


貴方(よろしく、か……)


貴方「じゃあここで待ってるよ」

まどか「外で待ってるのは寒いでしょ?」

貴方「でも今日は家族もいて部屋が散らかってるからって……」

まどか「すぐ出るんだし気にしなくていいよ。むしろこんなところで待たせてたらパパとママに怒られちゃう」

貴方「そう言うんなら」


 家に上がらせてもらうと、次に見たのは小さい男の子の世話を焼いてる母親の姿だった。

 鹿目さんからの簡単な紹介の後挨拶すると、こっちに視線を向けてくれた。


「えっ、お友達?しかも男の子か〜。悪いね、何も準備してなくてこんなで」

貴方「いや、急に来たのはこっちですから」

まどか「ママ、何か勘違いしてない?普通の友達だよ?【貴方】くん、こっちがわたしの部屋だよ」


 両親の歓迎を受けた後、鹿目さんの部屋にたどりつく。

 ……知ってる人だけの空間になるといくらか落ち着いた。


まどか「あった、これとこれと……――よし、これでいいや。付き合わせてごめんね」

貴方「むしろ俺のほうが急に来たら迷惑だったんじゃ……?」

まどか「気にしなくていいよ、付き合わせたのはわたしだし。あ、でも散らかってるからあんまり見ないでね」


 やっぱり女子の部屋は気になるといえば気になる。

 鹿目さんの部屋はなんていうか、ぬいぐるみがいっぱいで可愛らしい感じの部屋だ。

 言うほど散らかってもないかなと思ったけど、まあ言わないでおこう。




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