貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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564: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2021/03/24(水) 21:56:12.98 ID:M7lmf0rA0
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 なぎさの家に着くと、おねーさんと二人きり。

 この前のカレーの残りをどうするかと相談したところ、おねーさんが何か思いついたようで。



なぎさ「――――わぁ、おねーさんお料理上手なのですねっ!」

「大げさだよ」

なぎさ「おおげさなんかじゃないのです! なにもないと思ってたうちのキッチンからカレードリアができるなんて、夢にも思いませんよ……!」


 冷蔵庫にあった牛乳となぎさのおやつのチーズ、あとお母さんがいなくなってから棚の奥に眠っていた小麦粉……。

 それらを使って作ってくれたのです。


なぎさ「まるで魔法のようです!」

「だから大げさだって……ほら、出来上がったから、火傷しないように食べてね?」

なぎさ「出来上がりもすばらしいです! さっそくいただきます!」


 ……チーズ、お母さんが好きだったから前はこういう料理も作ってくれたな。

 食べた瞬間、そんなことを思い出しました。

 お母さんの好物でもあるけど、なぎさも。


なぎさ「おいしい! これ、なぎさの大好物です!」

「そうなの? よかった」

なぎさ「なんだかお母さんを思い出して…… もう作ってくれないから」

「何かあったの?」

なぎさ「死んでしまいました」

「それは辛いね……。ところで、お父さんは?」

なぎさ「今日はいつ帰ってきますかね……少し早い時もあれば、遅い時も多くて」

「そうなんだ」



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