貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」
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◆xjSC8AOvWI
[saga]
2021/03/21(日) 23:56:32.88 ID:fWNF2+br0
あすみ「落ち着くのはそっちだよ」
なぎさ「なぎさは落ち着いてます! 魔法少女だからって意地悪しちゃダメだって言ったのに……」
なぎさ「どうしてなぎさの時みたいに仲良くできないのですか!? そっちのおねーさんとはどうなのです?」
あすみ「コイツは別。一応見極められるくらいには一緒にいたから。あとの世話はアンタに任せようと思ってたし」
なぎさ「だったらおねーさんとも一緒にいなきゃわからないはずです! 会ったばかりで悪く言うなんて、よくないです! あやまってください!」
……自分の魔法の力を全て正確に伝えていなかったことを後悔する。
いや、それがなくたって最低限信用できるかくらい見る目はあるつもり。最悪突然襲われた場合の警戒だって怠ったことはない。
怠るべきではないのだ。一見無害そうな相手だったとしても、まだ断じるほどの罪はなくても、心は変わるものなのだから。
「なぎさちゃん、私のことはいいよ。何が怒らせちゃったのかわからないけど、もういいから……」
なぎさ「ダメなのです!」
「なぎさちゃん……」
なぎさ「なぎさはあすみにもみんなと仲良くしてほしいだけなのです……どうしてわかってくれないのですか……」
なぎさ「もしもおねーさんが悪いことをするならなぎさが止めます……それが仲間だから。その力くらいなぎさにはあるつもりです」
あすみ「…………」
なぎさ「も、もういいです! おねーさんのことはなぎさがついてるって決めてたのです!」
なぎさ「そうやって周りを敵視ばっかりするから……――――あすみには友達がいないのですよっ!」
あすみ「……は……?」
なぎさ「あ…………」
あすみ「あぁ……そうかもね。別に友達が欲しいとも思ってないし、一人で生きることにももう慣れたから」
あすみ「それでいいよ。その方が、誰に裏切られるとも誰かを喪うとも考えなくていいんだから」
――私を嘲り笑う『声』が響く。
――――忌々しい下品な笑い声が、一見澄ました様子の女から発せられていた。
殺意を込めて睨む。それには、優しげな微笑みを返された。
……騙されたフリでもしてればよかった? いや、コイツは一人ずつ仕留める気だった。
どうせ私が居る間はしっぽは出さないんだろう。
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